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「GET UP! 座りっぱなしが死を招く」
 新聞の書評欄から。
 記事は転載なので、次頁へ。(なぜ?)
以下、転載。
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 「GET UP! 座りっぱなしが死を招く」
 幸福のための「革命」

 ジェイムズ・A・レヴィン著、鈴木素子訳

 「立ち上がれ!」と著者は「革命」を呼びかける。といってもデモをしたり、ストライキを起こしたりする必要はない。
 文字通り、今座っている椅子から立ち上がるだけでいいのだ。国を挙げて「椅子追放革命」を成し遂げれば、「生産性が向上して収益が生まれ、健康が増進し、空気がきれいになり、人は今より幸福になる」という。
 どういうことなのか。

 著者いわく、そもそも二足歩行がサルからヒトへの進化の分岐点になったように、解剖学・生理学的に人間は直立が基本の在り方だ。
 しかるに、ここ二百年ほどの都市化や工業化による生活様式の激変で、本来「短時間の休憩のため」だった座るという行為が、一日の大半を占めるようになってしまったという。
 そんな「椅子依存症」が、肥満など身体はもちろん、精神状態や思考パターンにまで悪影響を及ぼしていることが、さまざまな実験結果と世界各地へのフィールドワークで明らかにされる。
 まさに「私たちは皆、椅子に縛り付けられ、肉体的にも精神的にも緩慢な死を迎えつつある」のだ。

 その上で、米国の病院で肥満の研究を続けてきた著者は「非運動性活動熱産生」、すなわち仕事や家事、通勤など日常生活でのエネルギー消費を増やすことを強調する。その答えが椅子追放なのだ。ジム通いよりも効果的なのだという。

 オフィスから椅子を取り払い、著者考案のウオーキングマシン付(!)のデスクを導入した企業では、社員の健康改善と業績アップと一石二鳥の効果があり、授業中移動しやすく設計された教室では小学生の成績も上がったんだとか…なんて、デスクにかじりついて原稿を書いていると、早くも肩が凝ってきた。

 寿命を延ばすためにも取りあえず、この「革命」に参加してみるか。

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以上、転載。(2016.11.19 福島民報)記者名記載なし。

get up!

GET UP! 座りっぱなしが死を招く
ジェイムズ・A・レヴィン著、鈴木素子訳
KADOKAWA 1,620円

カテゴリ:つれづれ雑記 | 23:27 | comments(2) | trackbacks(0)
コメント
こんばんは!
椅子を排除されましたか?
排除はしなくても、座らなきゃいい訳ですが、う〜ン…難しい。。。ばあさんにしては座らない方ですけど、パソコンの前には椅子が要る! 作業にも要る!
と、反論してるわけではありせん。私ならどうかと考えてみました(笑)
| 木の葉 | 2016/12/04 6:20 PM |
>木の葉さん

コメントありがとうございます。

長期間宇宙空間に滞在した宇宙飛行士が地球に戻ると、しばらくの間は立つことすらできなくなる話を聞かれたことがあると思います。
使わない筋肉はどんどん衰えてしまうんですね。

同居している母がすでに九十歳を超えたことで、お年を召された方の情報が色々と入って来る機会があるのですが、知る限りでは、椅子での生活をされている方は足腰の衰えが顕著に見えるようです。
床に直接座る生活ですと、何をするにも床から立ったり座ったりの動作が伴い、これが日々の鍛錬となって、足腰の筋力の衰えを防いでくれます。

時と場合によっては、もちろんテーブルも椅子も必要ですね。

我が家にも机と椅子はありますが、新聞も読書もパソコンも、座卓を使っています。食事も、ダイニングテーブルはありますがそちらはほぼ調理台と化しており、和室の座卓で摂っている状況です。
寝床も畳に布団です。
布団は日々上げ下げするのですが、老化防止という目的意識があってのことなので、ささやかな労働に何の苦もありません。
| Green | 2016/12/04 7:50 PM |
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