<< ハワイアンズバーガー&ココバナナ | main | 「カニ・キ・ホアル」Ozzie Kotani >>
映画「フラガール」
フラガール plus 1
フラガール plus 1
ジェイク・シマブクロ

 映画「フラガール」、昨日(10/12・木)観て来ました。
 劇場での映画鑑賞は、去年の「オペラ座の怪人」以来で、1年半ぶりになります。

 以前から、常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)の設立時の話を色々聞いていたので、映画が製作されることを知ってから、ずっと公開を心待ちにしていました。

 映画の感想ですが、とても良かったです。

【ストーリー】
昭和40年、福島県いわき市。かつての「黒いダイヤ」石炭はガソリンに取って代わられ、このまちを支える炭鉱は閉山の危機に瀕していた。炭鉱夫とその家族の生活を守るため、炭鉱会社はヤマの地熱と温泉を利用してのハワイアンセンター建築を計画するが、あまりに突拍子もない計画だったために批判的な見方をする人達も多い。「ダンサーはまちの娘にやってもらう」と孤軍奮闘する担当者が教師として連れてきた元SKDのダンサーは酔いどれでヤル気なし。娘たちも「ハダカで踊るなんて」とダンサー修業を拒否。「何かを変えられるかも」と練習に残ったのは紀美子ら4人の少女たちだった…。

 物語は、ハワイアンセンター集客の目玉となるフラダンスショーの踊り子を中心に展開します。

 東京から来たダンス教師と、悪戦苦闘しながら踊りを学んでゆく炭坑の娘たち、ハワイアンセンターを成功させようと奮闘する人々、冷ややかな目で見る人達、そんな様々な人間模様が、昭和40年代のノスタルジックな光景と共に、情緒タップリに描かれています。
 映画中盤からは泣き所満載ですが、それは映画的演出のせい…というよりも、普通の人々の真剣に生きようとする姿が、自然に涙を誘うのだと思いました。
 ほとんどのエピソードが実話を基にしたものだとは聞いていましたが、ダンス教師(松雪泰子)を引き止めようと生徒たちが駅でフラを踊るシーンも実話だと聞いえt、胸が熱くなりました。

 いわき地方の方言も、どの程度表現できているのか興味津々でしたが、とても自然に感じられて、よかったと思います。
 ハワイアンセンターの部長(岸部一徳)が、居酒屋でダンス教師相手にまくしたてるシーンは、他の地方の方にはチンプンカンプンだったかも知れませんが、いわき地方の人には抱腹絶倒のシーンだったのではないでしょうか。

 圧巻は、やはり全ての人々の思いが結実するオープン初日のダンスシーンでしたね。
 蒼井優さんももちろん良かったのですが、熱演を陰でじっと見守るダンス教師(松雪泰子)の姿にも、心打たれるものがありました。

 この映画に描かれたあの頃は、日本のどこにでもあった光景であり、
 さびれゆく炭坑の街も、いわき地方だけではなく、北海道にも九州にもあって、同じような苦しみを背負って懸命に生きてきた人が沢山いたことを、思い起こさせてくれる映画でした。

 この映画が、米アカデミー賞外国語映画部門へのノミネーションを目指す日本代表作品に決まったそうです。
 炭坑閉山のような話は日本ばかりではないはずですから、このような形で広く紹介されれば、世界中の人々に感動を与えてくれるのではないかと、期待しています。

 すなおに泣けて、心が温かくなる映画です。
 沢山の方に観てほしいと思いました。

フラガールスタンダード・エディション
フラガールスタンダード・エディション

  • 映画「フラガール」オフィシャルサイト
  • 映画「フラガール」公式ブログ

  • スパリゾートハワイアンズ

  • カテゴリ:つれづれ雑記 | 05:40 | comments(8) | trackbacks(18)
    コメント
    初めまして、達也です。

    『フラガール』の映画を1日に観て以来、
    涙腺が緩みっぱなしです。
    ネットで買った「ジェイク・シマブクロ」の
    オリジナルサウンドトラックCDが昨日届いたので、
    聴きまくっています。家中に「フラガ」の世界が
    満ちて、スクリーンの感動が蘇ってきます。
    ホントに、いい映画でした。また観にいきます。
    絶対! 早くDVDも欲しいです。メイキング映像を
    観たいなぁ〜。

    P.S トラバさせてくださいね。


    | TATSUYA | 2006/10/13 8:09 AM |
    TBどうもありがとうございました。
    この作品に心を打たれた方は どーも男性の方が圧倒的に多いのかな〜?と感じる今日この頃 ^_^;?
    こんなに良い出来の作品、めったに巡り会うもんじゃないので是非多くの方々に見て頂きたいと思いますね。
    岸部一徳の啖呵?本当に立て板に水という感じで、しかも方言満載で面白かったですね!
    でも松雪泰子じゃないですが 意味はわからなかったですけれどもね ^^;
    ウチの方からもTBさせて頂きました。

    | rabyrinth | 2006/10/13 10:20 AM |
    こんにちは。TBありがとうございます。
    エンドロールが終わるまで、誰一人として立つ人がいなかったのには少々おどろきました。それだけ、映画から受ける感動が大きかったのでしょう。
    こんな素敵な映画を作ってくれた方々に、感謝したいと思います。
    | Green:達也さんへ | 2006/10/13 10:43 AM |
    いらっしゃいませ。
    普通の人々が懸命に生きる姿を描いて、これほどまでに感動させるなんて、本当に素晴らしいと思います。
    岸部一徳の啖呵をきる場面は、私も8割くらいまでしか理解できませんでした。DVDが出たら解説が入るかもしれませんね。楽しみに待つことにいたしましょう。
    | Green:rabyrinthさんへ | 2006/10/13 10:53 AM |
    TBありがとうございました。

    > 炭坑閉山のような話は日本ばかりではないはずですから、このような形で広く紹介されれば、世界中の人々に感動を与えてくれるのではないかと、期待しています。
    ほんとうですね。いわきにずっと住んでいた人間としては、うれしいかぎりです。方言も、そんなに気にならなかったです。いわき市内の映画館も福島市の映画館も、通路にパイプ椅子が出されていました(^^)。さすが地元です!

    あっさりとしたエピソードの積み重ね的展開ではあるのですが、この映画ではその感じが素直に受けいられるテンポになっていたと思いますし。

    また明日、観てこようかな、と思っています。
    | foxydog | 2006/10/13 9:19 PM |
    foxydogさん、こんにちは。
    私は郡山市で鑑賞しましたが、平日の日中にもかかわらず沢山のお客さんが入っていたのを見て、嬉しかったです。
    私の場合は、何度も劇場で鑑賞するの時間的に厳しいので、DVDを購入して、特典映像なども楽しみながら、また鑑賞したいと思っています。
    | Green:foxydogさんへ | 2006/10/13 10:49 PM |
    はじめまして。
    大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
    映画「フラガール」もとりあげました。

    http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
    | kemukemu | 2006/10/20 7:48 PM |
    いらっしゃいませ。
    大道芸ブログ、拝見しました。こちらのような田舎では滅多にみることが出来ないので、多少うらやましくもあります。
    | Green:kemukemuさんへ | 2006/10/20 8:21 PM |
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    http://days.dice.oops.jp/trackback/408914
    トラックバック
    今度はサントラ ! 『フラガール』の世界に包まれて。
    映画とサントラのアロハ! な関係。 アロハ! 『フラガール』ファンの皆様。達也のブログに沢山のコメント& トラックバックを頂き、ホントにアリガトウございます。 パンフを読み返しつつ、皆さんのコメント
    | TATSUYAのシネマコンプレックス | 2006/10/13 8:10 AM |
    『フラガール』
    人生には降りられない舞台がある・・・。まちのため。家族のため、友のため、そして自分の人生のために、少女たちはフラダンスに挑む。   ■監督・脚本 李相日■キャスト 松雪泰子、蒼井優、豊川悦司、山崎静代(南海キャンディーズ)、富司純子、岸部一徳、高
    | 京の昼寝〜♪ | 2006/10/13 8:27 AM |
    フラガール(FULA GIRL)2006
    タイトルは軽い響きですが、内容はキッチリと詰まっていましたよ!思いがけずに良い作品と巡り逢えて嬉しい日でしたっ(笑)---------------------------------------------------------------------------------------------------------炭坑の閉山で活気を失った町の
    | 左前ごまちゃん映画狂日誌 | 2006/10/13 10:07 AM |
    フラガール
    感情豊かに舞い上がった笑いと涙が気持ち良い!
    | Akira's VOICE | 2006/10/13 6:32 PM |
    『フラガール』を観て
    『フラガール』を観て 今、『フラガール』を観てきました。 このブログを観ているすべての人に、直ちに映画館に行って下さい、といいたい作品です。 常磐炭坑(糧食でしたが)に勤めていた祖父を持ち、いわき市に20年近くも住んでいた私にとっては、この映画は「
    | メディア日記<龍の尾亭別館> | 2006/10/13 9:13 PM |
    今年の邦画ベストワン候補「フラガール」
    米アカデミー賞にも 日本代表として出品されますね。 そんなに期待せずに見たのに 今のところ今年の邦画ベスト1に 選出したい 「フラガール」が 9月23日より公開されます。 昭和40年 エネルギー革命により閉鎖が迫る炭鉱のまち。 そこでは北国をハワイに変えよ
    | bobbys☆hiro☆goo☆シネプラザ | 2006/10/16 4:06 PM |
    ★「フラガール」
    ホントは「レディ・イン・ザ・ウォーター」を見るつもりだったけど・・・ 時間の都合で邦画の「フラガール」。 予告編は何度も見てるのであらすじは大体判ってるけど・・・。 炭鉱娘が感動させてくれるのか???ってちょっと心配。
    | ひらりん的映画ブログ | 2006/10/16 11:15 PM |
    映画「フラガール」
    泣けるよ、泣けるよ、と最初からそう思いながら観た、・・そう思いつつも思いの片隅に、わざとらしく感動を押し付けられるのではとの疑念もあったのだが・・ 時は昭和も40年、時代の波に押され風前の灯の常磐炭鉱、大量解雇の嵐が吹き荒れるなか、閉山の穴埋
    | 茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜 | 2006/10/25 2:01 AM |
    フラガール 06年205本目
    フラガール 2006年   李相日 監督松雪泰子 、豊川悦司 、蒼井優 、山崎静代 、岸部一徳 、富司純子 久しぶりに、姉君とデイト。 彼女はスネーク何とかって言う飛行機の映画をご所望でしたが却下。で、今、今年見た映画をざっと見返したのですが、、、 今年
    | 猫姫じゃ | 2006/10/25 1:59 PM |
    映画「フラガール」を観た!
    福島県いわき市のJR湯本駅前に現れた、丸みを帯びたボンネットバスの話題、このブログでも1年半前に取り上げました。それが常磐交通自動車が、JR湯本駅と「スパリゾートハワイアンズ」の間の5キロ区間で走らせたバスでした。そして、「スパリゾートハワイアンズ」は、か
    | とんとん・にっき | 2006/10/29 5:07 PM |
    フラガール
     観る予定はありませんでしたが、評判がとてもよさそうなので観ることにしました。  舞台は40年前の炭坑の街磐城。斜陽の街で雇用を確保しをなん
    | シネクリシェ | 2006/11/03 9:30 PM |
    フラガール
    「父親たちの星条旗 」の試写会を一緒に観に行った友人が この作品を観て常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)に 行きたくなったので一緒に行ってくれる人を探してる、とか。 私の周りではかなり評判がいいこの作品。 「絶対泣きますよ!」 「
    | 映画、言いたい放題! | 2006/11/04 8:05 AM |
    映画「フラガール」を観てきた
    昨日,久しぶりに映画館に行ってきました。 観てきたのは「フラガール」。 今から40年前,石炭から石油へのエネルギーシフトが急激に進展し,炭鉱の斜陽化が進んでいく中で,炭鉱の閉山という危機的状況を乗り切るために,炭鉱会社は坑道から湧出する温泉を利用したレ
    | 何でも見てやろう | 2006/11/04 1:04 PM |
    NO.177「フラガール」(日本/李相日監督)
    邦画のエンタテイメント・シネマの最高峰として、 堂々とアカデミー(外国作品)賞を競えばいい! 僕がとても注目している映画の、製作・配給会社にシネカノンがある。 代表は李鳳宇。1960年生まれの彼は、1989年にシネカノンを立ち上げ、「シュリ」「ブラス」「地雷を
    | サーカスな日々 | 2006/11/08 3:22 PM |
    松雪泰子、『子宮の記憶・ここにあなたがいる』の披露舞台挨拶
    松雪泰子主演映画『子宮の記憶・ここにあなたがいる』の完成披露舞台挨拶が行われた。同舞台挨拶で松雪泰子は「嫉妬も、愛の形かな」との意味深長の発言も。映画は2007年1月公開。
    | アイドルゴシップ芸能ニュース24 | 2006/11/14 9:26 AM |
    フラダンス教室と衣装についての情報を探す
    フラダンス教室と衣装についての情報を探しています。 最近、妹がフラダンスを習い始めたので、いろいろ情報を探っていこうと思います。
    | フラダンス教室と衣装についての情報を探す | 2006/11/14 3:42 PM |
    フラガール 2006-64
    「フラガール」を観てきました〜♪ 昭和40年、炭鉱の町磐城では、炭鉱閉鎖による大幅な人員削減が行われており、街全体が沈んでいた。そんな中、炭鉱から湧き出す温泉を利用するハワイアンセンターの建築というプロジェクトが計画される。センターの目玉は、本格的
    | 観たよ〜ん〜 | 2006/11/25 7:48 AM |
    フラガール−(映画:2007年25本目)−
    監督:李相日 出演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代、岸部一徳、富司純子 評価:96点 公式サイト 先日、第30回日本アカデミー賞を受賞。 蒼井優は助演女優賞を受賞。 評判どおりの素晴らしい映画だった。 しかし、しずちゃんの汚い泣き顔にもらい
    | デコ親父はいつも減量中 | 2007/02/24 10:41 PM |